走り去る者とそれを見つめる昔の俺の熱い思い
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1.[名無しさん] いまから三年前、営業の仕事で地方に向かっていた。夜中の高速は疎らで飛ばして宿に急いでいたら、真っ暗な前方に明かりが見えた。 おれは幽霊を見たことが無かったから少しドキドキしながら運動している。明かりが近付いた所で車のライトだと気付いた。あきらかに逆走している… 怖かったが何とか通り過ぎていった。 運転手は中年のオバサンで眉間にシワを寄せ一点を見つめていて逝っていた。 しばらく黙って運転しているとラジオから硝子の十代が流れてきて涙が溢れてきた。 10/09 06:30 ez
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